大井松田まで

二日前の天気予報では「雨のち曇り」でした。その天気予報が前日には「曇りのち晴れ」となり、当日の朝は曇り空。でもこんなに安定した天気になるとは思ってませんでした。気温は10月上旬なみの快晴。13時を過ぎてしまいましたが、家内とドライブに出発です。

13時半にの横須賀ICから横浜横須賀道路に入ります。逗子ICを通過し、オービスを過ぎたところ。このあたりの木の葉も色づきはじめました。
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このとき行き先はまだ未定。首都高に入って都内の大きな公園で色づいて来た銀杏を観にいこうか、それとも東名を下って厚木から丹沢の山に入っていこうか。結局、東名を下ることにしました。

朝比奈IC・釜利谷JCTを通過すると円海山トンネル。
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六ッ川料金所をぬけて、首都高狩場線からの流れと合流すると保土ヶ谷バイパス。上川井からは東名横浜町田IC直結の高架道路を走ります。この先は町田立体への工事中区間。完成すると大和バイパスへ直結されますが、完成はまだまだ先のこと。
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坂をくだりRのきつい左カーブをぬけると、横浜町田の料金所。横須賀ICからは25分で東名に入ります。この時間になると渋滞はありません。
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大和トンネル・海老名SAを通過して、厚木ICの手前で天気の確認。丹沢方面は雲に覆われてるので、厚木ではおりず、富士箱根方面に行くことにしました。

秦野中井ICを通過して、秦野の台地から坂をくだっていくと正面にはうっすらと富士の山。
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この辺りは雲ひとつない晴天域。今日は東名をここで降りることにします。この近くの景勝地というと、最乗寺か足柄峠。標高の高い足柄峠だったら、紅葉真っ盛りかも。
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横浜町田からここまでは20分ほど。大井松田ICから国道255号線には入らず直進し、大雄山方面へ向かいます。
17:37 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

足柄峠アプローチ

東名大井松田ICから県道78号線でまっすぐ西へ向かい、酒匂川を渡ります。
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このあたりは足柄平野という箱根・丹沢・秦野の台地、そして相模湾に囲まれた肥沃な土地。丹沢や箱根などの伏流水による湧水も豊富なようで、綺麗な水を大量につかうビール工場やフィルム工場などもあります。でもデジカメ全盛のこの時代、富士フィルムの工場では何を作ってるんでしょうか?

足柄平野のはじっこまできて、トンネルを越えてすぐに右折。県道78号線の足柄街道に入ります。ここからはずっと上り坂。のどかな田舎道をゆっくりゆっくり登っていきます。
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暫くいくと人家と田畑は途絶え、斜面は益々急になってきます。
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足柄街道に入って10分ほど、標高はかなり高くなてきました。トンネルをぬけて山影に入ると空気はひんやり。
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ここまで登ってきて、やっと色づいた秋の山になってきました。
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紅葉も色鮮やかになってます。
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道は、急勾配のヘアピンカーブが続くようになりました。
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坂を登りはじめて約20分、そろそろ足柄峠の頂上につくでしょう。
20:20 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

万葉公園

足柄街道の登り坂をグングン登ってきたら、眺めの良い稜線にでました。ここは足柄平野を囲む箱根外輪山。ここ箱根と秦野の台地、そして相模湾に囲まれた平野がきれいに見えます。
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眼を近くの雑木林に移すと、朱色の鮮やかな木の葉。くすんだ色の雑木林の中にあってそこだけ華やか。
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この稜線にある小さな眺めの良い広場は足柄万葉公園と云います。なんでも、万葉集に歌われた場所だとか。公園というより、どちらかと云うと展望広場です。

その万葉公園から稜線を100mほど行くと神奈川県と静岡県の県境。昔で云うと相模の国と駿河の国との国境、足柄峠に到着です。
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東海道箱根路の発達する前、奈良や平安の時代に都から坂東(東国)へやってくるには、この峠を通りました。「足柄」という名は、今では東名の足柄SAで一般的には知られていると思いますが、その昔から由緒ある地名でした。
22:36 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

足柄峠

その昔、足柄峠は西国と東国との境の峠だったそうです。そのころ箱根に路はなく、かといって現在の国道246号線や東名の走る酒匂川沿いの路は渓谷が険しく、街道を通せなかったことから、この足柄峠が唯一の路でした。その後、西暦800年頃、富士山が噴火してこの街道が通れなくなったことから箱根路が整備され、その後足柄峠は東海道の脇街道となりました。

その足柄峠周辺はこの時期紅葉真っ盛り。
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江戸時代に入ると箱根の関所と並んで、ここ足柄峠にも関所が設けられました。
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足柄関所の向かいには、足柄山聖天堂という由緒ある寺院。
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その寺院の小さな境内には、足柄山の金太郎。
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金太郎伝説には諸説色々あるそうですが、最も有力なのが足柄山の金太郎。西暦950年頃の平安時代中期のこと、足柄峠のそばの金時山に幼名金太郎という熊と相撲を取るほど健康で勇敢な子供いました。金太郎は足柄峠を通った武将源頼光に出会い、その才能を見いだされます。そのとき頼光に連れられ京に出て、修行を積んで坂田金時と改名して源氏方の武士になりました。その後大いに活躍したそうです。

マサカリ担いで熊に跨る子供などあり得ない話だと思いますが、ちょっとした挿話でも千年も経つと色々尾鰭が付くのでしょう。
07:35 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

足柄城址

足柄峠の静岡県側に、戦国時代の城跡が残ってます。足柄城址です。
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足柄城は戦国時代に小田原の北条氏によって建てられた山城で、旧東海道の足柄街道沿いの出城です。位置づけは現東海道(国道1号線)沿いにある山中城と同じ。北条氏本拠地の小田原を守るために作られました。

この橋は多分旧足柄街道だと思います。車道新設のため古道が分断されそのためわざわざ橋を架けたのでしょう、足柄城址からこの橋を渡ると足柄関所に通じてます。
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ここがその城跡。今では芝生が植えられた広場となってます。
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ここの木の葉も赤く色づき、今が見ごろ。
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城址なので、ちゃんとお堀もあります。ちょうど夕陽があたり、鮮やかな紅葉となりました。
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もうすぐ夕焼け。気温はかなり下がってきましたが、沈む夕陽を観るまでここに居ましょう。
22:32 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

足柄の夕陽

足柄城址の西の端の展望広場。家内とふたりでベンチに座り、沈む夕陽を眺めます。

もうすぐ、愛鷹山に陽が隠れようとしてるところ。右の斜面は富士の山。
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愛鷹山の手前には御殿場の市街が広がりますが、夕陽で金色に輝きよく見えません。
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よく目を凝らすと、大河のような蛇行した流れ。日本の大動脈、東名道です。
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ここからちょっと西側の御殿場JCTから三ヶ日までの新東名は、半年後の2012年夏前には開通するそうです。でもこのあたりは全く未着工。どこを通るんでしょうか。

もうすぐ日没。陽のあたってる大気そうでない大気がはっきり分かります。
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焦点を空から地上に移すと、既に陽の当らなくなった御殿場の市街地が写りました。その向こう富士の裾野。
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愛鷹山に夕陽が沈みました。
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もうちょっとここにいると、御殿場の夜景が綺麗に観えると思いますが、寒いのでここを離れます。残念ですが。
09:07 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

紅富士

足柄城址から観てて愛鷹山に夕陽が沈むころ、北を仰ぐと薄藤色に染まった大きな富士山。写真では伝えられませんが、圧倒されるような大きさです。
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夕陽が沈むころ、富士山全体がうっすらと朱色に変化してきました。なんとも雄大な光景。
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その朱色の部分は時々刻々小さくなってきます。それを鑑賞する同胞たち。
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多分、こういうのを紅富士と云うのでしょう。
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時間はまだ16時半。「秋の陽は釣瓶落とし」と、映画のなかで寅さんが云ってましたがそのとおり。あっという間に暗くなりました。足柄城址で過ごした時間は、たった30分。

交通情報を確認すると、東名上りは大和トンネルで事故発生。東名に入らず湘南海岸を行くことにします。

松田から国府津までの途中で、家内が「ここで停めて!」と云います。急には停まれないので、ちょっと先へ行ってUターン。子供へのお土産に梅干しを買って帰ります。
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国府津から国道1号線、橘からは西湘BP。でも大磯手前から渋滞なので「大磯西」から一般道。超狭い路ですが、駅の北側を通って渋滞を回避。平塚市内はバイパスを走り、相模川は渡らず国道129号線で再び海岸線。湘南大橋を渡って、帰ってきました。
09:39 | '11.11足柄 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑