横須賀駅発三崎東岡行き

11月に入って、愛車Vitzを5年目の車検にだしました。で、完了するまでの6時間ほど三浦半島をブラッと歩いてみようと思い、本町一丁目から京急バスに乗りました。バスの行先は三崎東岡。延々と三崎街道を下るルートです。
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実は以前、横須賀から東京湾沿いを久里浜まで歩いたことがあります。その続きで三浦海岸から油壺まで歩きました。今回、できればその続きを歩きたいと思います。

本町一丁目から乗ったバスは、BASEの前を通ってここを右折。国道16号線を離れて横須賀中央駅前を通ります。
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西友があったところ、いまではこんなになってます。驚きました。
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バスは京急の中央駅前のガードをくぐり、平坂(ひらさか)を登ると上町(うわまち)商店街。不入斗(いりやまず)をかすめて、佐野町を通り抜け。佐野には確か「のぼり湯」と云う天然温泉の日帰り入浴施設がありますが、行ったことはありません。うちの会社の上司がときどき行くと云うので、ちょっと敬遠してます。

衣笠の十字路はいつも混んでますね。信号待ちの渋滞が始まり、十字路を通り抜けるのに10分ぐらい掛かりました。この交差点はいつも4方向全て渋滞。原因は右折車線車線がきちっと整備されてないのと、ここがJR衣笠駅に集まるバスの実質ターミナルになってること。加えて迂回路の未整備。久里浜田浦線の早期開通を願います。

衣笠山の脇の丘を登ってトンネル越えると横横の衣笠IC前。
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次の信号がさっき云った久里浜田浦線との交差点。右折するとすぐに行止まり。あと3Kmぐらい道路が整備されると、僕の場合、衣笠十字路を通ることはほぼ無くなるでしょう。

衣笠IC入口を過ぎると三崎街道はみたび登り坂。頂上の短いトンネルを越えると、道幅が広がります。なぜここだけ異常に広くなってるか。昔から不思議に思ってます。多分、衣笠と林ろの間に鉄道建設の予定があったことと関係してると思います。

さっきのトンネルが三浦半島の中央分水嶺。相模湾に注ぐ水系に変わりました。

通研入口を過ぎると武(たけ)と云う地区。武山は大楠山と並ぶ三浦半島の山。頂上に武山不動尊がある信仰の山です。

相模湾に近づいてくると林(はやし)です。今では「林交差点」と云ういい方しますが、昔は「林ロータリー」でした。僕は実際にロータリーになってたかどうか知りません。このあたりは自衛隊の領域です。

林をバスは左折して暫くはまっすぐ南下。三浦縦貫道の「林入口」ところで緩い右カーブがありますが、ここが三浦半島最大の不吉な場所だそうです。確かに、建設途中のマンションがずっとありましたね。このカーブでの事故も昔から多いそうです。
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荒崎海岸への入口を過ぎると長井です。長井の街を過ぎた頃から三浦半島らしい風景が広がります。丘陵と畑。最近では「すかなごっそ」という農産物直売所もできました。昔飛行場だった場所につくった「ソレイユの丘」はこのすぐ近く。

緩い丘を登って下ると、初声(はっせ)地区。だと思ってましたが、バス停は宮田(みやだ)ですって。その宮田のバス停を過ぎると、三崎街道は丘陵地帯への急な登り坂になります。三崎口駅前を通過しても登り坂は続きます。

その頂上あたりがここ、「引橋(ひきばし)」です。
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国道134号線が三浦半島先端で鋭角に曲がるところ。昔はこの交差点の前に県立三崎高校がありましたが、今では廃校。当時の校舎はまだ残ってます。映画のロケによく使われるそうで、うちの娘もエキストラで何度か行ってます。その三崎高校は無くなったんではなく、初声高校と合併して三浦臨海高校になってます。

松輪(まつわ)入口を過ぎて下り坂になり、正面に太平洋が見えてくると、もうすぐ三崎の市街地。
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終点の「三崎東岡」までは乗車せず、今日はここ「油壺入口」でバスを降ります。
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横須賀市街からここまでちょうど1時間掛かりました。バスの運賃は630円。けっこう掛かりましたね。車やバイクだと20~30分と云う感じですが、バスに乗ってのんびりやってくるのも、たまにはいいもんです。
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18:40 | '12.11油壺から初声 | comments (3) | trackbacks (0) | edit | page top↑

小網代の入口

三崎街道の油壺入口で京急バスを降りたら、11時45分。交差点のそばにあるラーメン屋さんでまずは満腹にして、それから散策を始めます。

このあたりは三崎町諸磯。油壺入口からは一旦丘陵を下ってまた登り。登りきったところで県道を離れ、油壺湾と反対側の小網代湾のほうに坂を降りていきます。
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遠くに見えるのは丹沢あたりの山々。手前は小網代湾でチラッと見える高層建築はシーボニア。マリーナを中心とした高級リゾート。僕にはちょっと無縁のところかも。

坂を下りきるとそこは小網代の集落。場所的にはほそぼそと沿岸漁業を営む集落という感じですが、実際は違うでしょうね。けっこうお洒落な新しい家が並びます。やはり首都圏に近く、リゾート施設なども充実してるエリアです。仕事は沿岸漁業だけではないと思います。

海辺まで歩いてきました。桟橋にはヨットと釣り船。湾の奥は小網代の森。
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海辺の小路を歩いていくと、ここがその終点。白髭神社です。
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海辺に建つ神社らしく、航海安全豊漁満足の神ですって。確かに、荒れた外海から波静かな小網代湾に入ってきた船頭さんは、安堵して神様にお礼を云いたくなるんじゃないでしょうか。

神社の脇の細い路を歩いていくと海辺にでました。振返るとシーボニア。
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どこまで行けるか分かりませんが、海辺を歩いて小網代湾の奥へ歩いて行きたいと思います。
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小網代は、関東・東海地区で唯一残された自然の生態系が残る海辺だそうです。

ところで、京急久里浜線の油壺延伸は中止となりました。その理由のひとつに、この浜の自然を守る運動がありました。
23:44 | '12.11油壺から初声 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

小網代の入江

小網代の海辺を入江の奥へ歩いて行って振返ったところ。
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地元の三浦半島じゃなく、もっとずっと遠くへきたような錯覚に陥ります。人工物は別荘風の家が一軒だけ。電柱さえもありません。

振返って小網代の奥を見ると、その電柱がありました。
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この葦の中を歩かないとあの橋や電柱のところまで行けません。葦を掻き分け奥へ奥へと歩いて行きます。

小網代の入江の一番奥までやってきました。そこにはコンクリート製の橋があります。それに朽ち果てた廃屋も。
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このコンクリート製の橋は小網代の森の散策のためか、それともこの入江に人間が住んでた頃のものか。それにしても、何で電柱なんかがここに必要なんでしょう?

ここからは散策路を歩きます。
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すると、こんな建築物がありました。
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何でしょうね、これ。むかしお店だったんじゃないかな。ソフトクリームとか売ってるような。河口湖畔や山中湖畔とかによくあるような建物。塗装がそれほど朽ちてないので、そんな数十年も昔のものではないと思います。

海辺の遊歩道の終わるところにブロック塀と門と表札がありました。
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表札には「〇〇家の別荘」と書いてあります。

小網代の入江は、確かに関東・東海地区で唯一の残された自然の生態系が残る浜辺ですが、以前は人の手がかなり入ってたようです。
22:41 | '12.11油壺から初声 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

三戸

小網代の浜辺の脇から散策路は急な登り坂。一生懸命その坂を登ります。5分ほどで視界が開け、見渡す限りの畑と海。
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植わってるのは大根です。
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ここは大根とかの種を蒔いて小さな芽をだすところ。何て云うんでしょう。稲では苗代と云いますが。
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それにしても、三浦の台地は広々してますね。
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畑のなかを歩き、海岸へ出たところが三戸(みと)の集落。夏は海水浴で賑わうところです。でも、この時期はちょっと寂しい海岸です。海水浴場はどこもそうか。
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三戸の集落の北側にこんなお洒落な建物がありました。小さなホテルとレストランです。
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プールサイドのテーブルで、夕陽眺めながらワインなんていいでしょうね。でも僕の場合、プールとワインよりも、温泉とビールでしょうか。
22:39 | '12.11油壺から初声 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

黒崎の鼻

三戸の海岸をズンズン北へ歩いて行き、小さな白いホテルの前を過ぎて数百メートルで振返ります。空の青さを写した三戸浜の海。今日は波静かな青い海。
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浜辺と並行する小路はなくなり、砂浜の上を歩くようになります。
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このまま歩いて行けるのかちょっと不安ですが、行けるところまで行ってみます。海辺の丘の上には白亜の館。いいところに別荘持ってますね。多分別荘だと思いますが。

三浦半島先端の三崎の西海岸には、けっこう別荘っぽい家が建ってます。豪邸からプレハブっぽいのまで色々。僕の想像ですが、彼らは平日都内のマンションとかに住んでて仕事頑張って、週末は海の見える家で過ごすんでしょうかね。そういう方々は軽井沢にも別荘持ってたりして。羨ましいとは思いませんが、そんな生活も憧れますね。

景色は益々荒涼としてきました。ここまで脚を伸ばしたのは始めてです。三浦半島西海岸にこんな場所があったんですね。
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この岬は「黒崎の鼻」と云うそうです。平日とはいえ、快晴のこの日に僕以外だれも居ません。岩場を歩き、海の水を上から眺めます。綺麗な水ですね。なんか、すごく遠くまで来たような気になります。三戸浜の脇までバイクできて、ちょっと歩いたら感じない感覚だと思います。

「黒崎の鼻」の先端をまわると湾になってて、建物が見えてきました。なんとか三戸まで戻らず先へ行けそうです。
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釣り人がひとり居りました。それも若い女性です。三戸浜からここまで歩いて出会った人はこの人ひとり。
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三戸浜の小さな白いホテルの前からゆっくり浜辺と岩場を歩いて30分。何か貴重な体験をしたような気がします。
21:07 | '12.11油壺から初声 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

初声

「黒崎の鼻」から岩場を内陸方面に歩いていくと漁港を守るような防波堤があり、その脇は通れずちょっと林の中を歩いて防波堤の内側へやってきました。
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するとそこは、漁港などではなく「昔漁港だった忘れ去られた場所」という感じです。

まるで、浦賀のそばの燈明崎の手前の海辺のよう。そこは昔マリーナがあったのか建設途中でなくなったのか、いずれにしても何もない、何にも使われてない海岸。初声のその海辺は、そこに通じるものがあります。

護岸工事が施されたここは、昔何だったんでしょう? 漁港でしょうか?
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その海辺から国道方面に歩いて行くと、その道の右手には住宅地、左手はこんな状態。何かこれから開発するのか、それとも何かを壊して整地してるのか。
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しばらく歩いてると「事業開発の概要」という立て看板がありました。それによると、152区画の宅地分譲と3棟のビル、マンションとホテルが建設されるそうです。その看板設置は今年(2012年)の1月、完成は2014年1月。工期は約半分過ぎたので、全く進んでないということだと思います。

完成すれば、諸磯や油壺のようになるんでしょうが、果たして計画通り行くのか疑問です。このまま開発がストップしたままで、30年もすると小網代のようになるんですかね。実際、小網代もそういう運命を辿ってきたような気がします。

その荒廃した土地は、ここ国道の脇まで続いてました。行きにも通った「みやだ」というバス停です。
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油壺入口から始まった今回の散策はここ宮田で終了。バスに乗って横須賀市街へ帰ります。いっぱい歩いたような気がしましたが、たった3時間の散策でした。

すぐ近くの三崎口までバスで行って京急で帰った方が早いと思いますが、のんびりバスで帰ります。20分に1本の横須賀駅行きのバスは閑古鳥。先頭の席に座って、夕暮れの近づいた三浦の田園地帯の景色を楽しみます。
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ガラガラだったバスは林から混みだし、一騎塚・武・衣笠IC入口あたりでは、立ってるお客さんで空いてる吊皮が見つからないほど。衣笠十字路でお客さんの大半は入れ替わり、中央まではほぼ定員状態での運行でした。

今回乗ったバスは、京急バスの横須賀営業所で多分一番長い路線。いままであまり気にしてませんでしたが、京急バスは色々な路線があり、けっこう頻繁に走ってます。

このバスは三浦半島にとって重要な交通機関だと思いました。
23:12 | '12.11油壺から初声 | comments (4) | trackbacks (0) | edit | page top↑