八王子IC→諏訪IC

梅雨が明けて本格的な夏が来ると、満開のニッコウキスゲを観に行きたくなります。これは2年前に訪れた霧ヶ峰。駐車場はいっぱいで路肩もこのとおり。車のなかから満開のニッコウキスゲを楽しみました。
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これは3年前の夏。やはりビーナスラインを走りに行って帰りに見た霧ヶ峰。
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週末は夏空が続くという予報。ツーリングの行き先は自然に霧ヶ峰方面となりました。

不安定な天気が予想される土曜日の朝7時に横須賀を出発。湿度の高い蒸し暑い朝でした。雲は多めですが青空もかなり広がってます。とりあえず霧ヶ峰の車山に向かいます。

保土ヶ谷BP下り線は二俣川を過ぎると左車線がマイカーで渋滞。東名に入る車が多いということ。大和BPから橋本までは、いつも通り半分渋滞の道。八王子BPだけはハイスピードで流れます。この道も無料化実験でタダでした。中央道八王子IC手前のコンビニで煙草休憩。今日はここまで2時間もかかりました。

中央道八王子ICの料金所は本線上にあります。既にそこから渋滞が始まってました。料金所を抜けると最初は停まってた車列は、走行車線・追い越し車線とも40km/hぐらいで流れだします。多分小仏トンネルが先頭でしょう。奥多摩や高尾の山を眺めながらゆっくり走ります。八王子JCTの手前では何故かみんな右側の追い越し車線に移ろうとします。圏央道からの合流を意識した行動。中央道の上を横切る圏央道はだいぶ出来てきました。予定通り2年後には東名と繋がることを期待します。

八王子JCTを過ぎて登り坂の途中から80~90km/hぐらいでスムーズに流れるようになりました。小仏トンネルは100km/hで走行。もう渋滞はないかと思いましたが、相模湖ICの手前でまた渋滞。自然渋滞の先頭はトンネルより、道路の勾配が下りから登りになるところが多いようです。ここはいつも渋滞してるのでしょう、「もうすぐ渋滞終了」や「速度回復願います」などの渋滞専用の電光掲示板がいくつかありました。

次にちょっと滞ってたのが藤野PA入口。都内を脱出して最初のPA。談合坂SAまでもたずPA入りする車の行列は多分トイレが目的でしょう。僕は八王子から入りましたが、大半の方は首都高よりもっと遠いところから。都内の首都高から渋滞だったのでしょう。

上野原ICから先は片側3車線と至る所に登板車線。渋滞は完全に解消しました。数キロですが右・左ルートが分かれるところもあります。その左右ルートが再び1本になるとすぐに大月JCT。というか、河口湖方面へ行く道が別ルートになります。本当の大月JCTとの距離は3kmほど。その先は笹子トンネルへ向かう上り坂。甲州街道が中央を走る谷底の水田は狭まり、その向こう、だいたい同じ高さを走ってるJR中央線の線路がだんだん近づいてきます。

登板車線が終わったところで、長い長い笹子トンネルに入ります。トンネルを出ると、さっきと比較して青空が確実に広くなってます。さすが甲府盆地は日照時間日本一。ここから長い下り坂。ビュンビュンとばす車が多いなか、110km/hぐらいで快走します。

そろそろ休憩時間です。今回気づきましたが、SAやPAの入口付近に、そのPA・SAの駐車場の混雑具合を表示する電光掲示板がかなり新設されてました。それと「早めの休憩を!」の表示。この前ここを走ったときは、釈迦堂PAに入ったので、今日はその隣り境川PAに入ります。
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まだ午前中でも気温は30℃を超えてます。休憩できるベンチのそばやPA建物の上部には、ゴムホースとそこから迸る霧状の水。涼しさを装ってることもさることながら、気化熱を吸収し、実際に温度は下がります。NEXCO中日本の新しいサービスでしょうか。

ここは甲府南ICのちょっと手前。向こうには雲に覆われた八ヶ岳。左側の南アルプスも雲の中。霧ヶ峰も曇りでしょうか。
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甲府昭和ICを過ぎると再び登り勾配が続きます。最初は双葉SAのところの直線の続く勾配。標高はだんだん高くなり、吹く風も熱風が和らいでいきます。次の急勾配は長坂のところ。急カーブと急勾配が連続し、標高が一気に上がります。ここはビッグバイクのパワーを楽しめる区間。登り勾配でもちょっとアクセルを開けると、モリモリ加速します。もっと開けると強烈な加速。爽快です。

八ヶ岳PA、小淵沢ICを過ぎると標高は1,000mを越えます。甲州街道でいう富士見峠あたりが一番高く、海抜1,015m。この峠を境に富士川水系から天竜川水系へ。でもともに太平洋側。諏訪南ICからは本格的な下り勾配が続きます。その下り坂の終わるところが諏訪IC。11時ちょうど、中央道をおりました。

諏訪ICを出ると正面には霧ヶ峰方面の山。青空が期待できそうです。
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今日も大門街道は使わず、県道40号線を登ります。
10:12 | '10.07霧ヶ峰 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

霧ヶ峰

中央道諏訪ICから霧ヶ峰方面へ行くには、普通国道152号線大門街道方面に行きビーナスラインを通って山を登っていきます。そういえば今思い出しましたが、昔「茅野有料道路」というのがあって、諏訪ICから霧ヶ峰方面へいくときJRの線路をトンネルで越えますが、その数百メートルだけが有料道路でした。100円ぐらい払ったと記憶してます。

僕は今日も県道40号線を使います。諏訪ICから直進して国道20号甲州街道を左折。すぐにセルフスタンドがあったので給油。10リッター。甲州街道を下り中央線の踏切を越えてすぐの元町を右折。県道40号線に入ります。
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暫くは地元の軽トラのうしろを、トボトボ登っていきます。暫く登って後ろを振り返ると、諏訪湖が見渡せました。その先もゆっくり登りますが標高はグングン上がっていきます。気づくと気温は下がり、爽やかな風が吹いてました。
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この道はまだまだ登ります。斜面の畑地帯から広葉樹の林、そして針葉樹。それがパタッとなくなり視界の開けるところが霧ヶ峰の始まり。そこは夏のスキー場。誰も乗ってないリフトがコトコト動いてて、空にはグライダーが滑空してます。

霧ヶ峰の三差路を白樺湖方面に行ったところが車山。ここ ビーナスラインは日本屈指のツーリングロード。特にこの区間は、どこまでも続いてそうな草原とその丘の中腹を走る道。向こうにポッカリ車山が見えます。

草原を見渡すと、黄色い花が咲いてません。残念ながらニッコウキスゲ満開には少し早かったようです。その車山の麓の駐車場にバイクを停め、草原の丘をちょっと登ります。いつ見ても、この日本離れした景色は爽快です。
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でも、ニッコウキスゲが咲き乱れるはずの草原は、現在この通り。
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良く観ると、チラホラは咲いてました。0.5分咲きといったところでしょうか。見ごろはこれからの天候にも寄りますが、多分月末頃かと思います。
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どうりで、2年前のような路肩駐車がないわけです。けっこう残念でした。天気もあまり良くありません。今朝の天気予報では、夕立への注意を呼び掛けてました。もう、帰途につこうかとも思いましたが、松本・美ケ原方面は特に青空が広がってます。

せっかくここまで来たので、ビーナスラインをちょっと走ってくことにしました。
10:54 | '10.07霧ヶ峰 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ビーナスライン

車山から霧ヶ峰の三差路まで戻ってきて、そこを右折してビーナスラインの本線を行きます。霧ヶ峰の奥深くへ入っていく尾根伝いの道です。暫くいくと八島湿原の駐車場。ここはいつも駐車場へ入る車が並んでます。今日も警備員が2人で交通整理してますが、路肩には5台ほどの待ち車。

そのちょっと先は和田峠。ビーナスラインと中山道が交差する峠で、中山道のなかでは一番標高の高いところ。こんなところに江戸時代の五街道が通ってること自体が驚きです。昔、こういういくつもの険しい峠を越えないと、京都・江戸間は行き来できませんでした。

東海道だけでなく何で、こんな険しいところに街道を通したか。東海道は大井川など大きな川の河口付近を通るところがいくつもあり、木曽三川などは河口というか伊勢湾を舟で越えてます。ちょっと雨が降ると宿場で足止め。東海道では旅の日程が立てられなかったとか。それに比べて中山道、道は険しいですが大きな川は渡りません。板橋-蕨間の荒川ぐらい。和宮様降嫁も中山道が使われました。

そんな和田峠も今では爽快なツーリングルート。ここも直進して高みに登っていきます。
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松本市内へ降りる分岐、中山道和田宿へ降りる分岐を過ぎると、登り勾配は本格的。天にも昇っていきそう。
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険しい勾配が終わったところは美ケ原の大平原。いつ来てもここは下界とは空気が違う別世界。昔の人が道なき道を歩いてここに辿りついたとき、多分天国の存在を信じたでしょう。パズーとシータがラピュタに辿りついたように。
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標高がこんな高いところに美術館を作ったフジサンケイグループもすごい。
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ここまで登ってきて、同じ道を帰るのはつまらない。武石峠を越えて、もうひとつの美ケ原へ行くことにします。
11:49 | '10.07霧ヶ峰 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

美ケ原

ビーナスラインの終点美ケ原からは、反対側の武石の方に下ります。路面はあまり良くありませんが、交通量の殆どない道。車線から外れないように注意しまがら、ガンガン行きます。路面があまり良くないので大半は中腰。10分ほど走ると、標高がさがってきて夏の暑さが戻ってきました。

けっこう早いつもりで走ってても、気づくと後ろから車が2台迫ってきてます。ツーリングワゴンともう1台はイギリスのスポーツカー。かなりのハイペースで追っかけてきます。たしかにコーナリングスピードは車の方が速いはず。バイクのメリットのコーナーからの立ち上がり加速も、下り坂では関係ありません。

坂を下りきった武石観光センターのところを左折した僕についてきます。ミラーばっかり見て走っててもつまらないので、2台には先に行ってもらいました。その後を追っかけていきます。登りはさすがにバイクの方が早く、暫くは煽るように走りました。

武石峠に近付いたころ、遅い先行車がいて、みんなでノロノロ進みます。気づくと気温は高原に戻ってました。武石峠の三差路で、僕以外が松本方面へ、僕は県道62号線を美ケ原方面へ。久しぶりに前後に車がいなくなりました。暫くは森のなかを走りますが、すぐに視界が開けました。

こんな、草原の中を行く快適な道。右手下の方には松本盆地の街並み。
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ここが終点の駐車場から見る美ケ原方面。ここまで高原美術館から40分。美ケ原牧場を歩いてくると60分とのこと。遠回りでもバイクの方が速かった。ここではそよ風の音と鳥の囀り、ハチのような虫の羽音以外、音がありません。蒼いそらと白い雲、薄い緑の草原と濃い緑の針葉樹。空気が澄んでるからか、色彩が鮮やか。
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ここには美ケ原の観光センターがあって、大きな地形の模型があり今走ってきたルートが手に取るようにわかります。相当の高低差を一旦おりて登ってきました。

帰りは武石峠まで戻り、松本方面に美ケ原林道をおりていきます。半分以上おりてきて、夏の気温に戻ったころ美鈴湖畔に到着。美ケ原の山の中腹にある静かな人造湖です。
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坂を下りきると、国道245号線に出ました。今日はまがお昼ごはんを食べてません。長野道松本ICに着くまでに美味しそうなラーメン屋の1軒ぐらいあるでしょう。
16:01 | '10.07霧ヶ峰 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

松本IC→横浜町田IC

美ケ原から松本市内に降りてきて、長野道の松本ICまでの間、ラーメン屋はありませんでした。残念です。14時30分、松本ICから長野道に入ります。松本市内からは、美ケ原の山だけでなく北アルプスの山々も良く見えました。
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長野道に入ると、本線は松本盆地の田園地帯を走る道。実にのどかなハイウェイ。首都圏と違い、みんな走行車線を100km/hぐらいで走ります。先を急ぐ車は、走行車線を走ってる100km/hぐらいの車がいたら追い越し車線に移り、130km/hぐらいでその車を抜かして、ウインカーを点けて走行車線に戻ります。実に平和な高速道路です。多分、交通量が少ないから規律が保てるのでしょう。

松本盆地が終わり、登り勾配になったころ最初にあったPAみどり湖に入ります。こじんまりとしたPAですが、軽食コーナーはありました。そこで450円のラーメンを頂きます。
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値段の割には美味しいラーメンです。たいした具は入ってませんが、熱さもありスープも麺もPAの標準を越えてます。しかもこの値段。首都圏のPAやSAでは、この値段でラーメンは食べられません。十分満足しました。

松本盆地は日本海へ注ぐ信濃川水系。みどり湖PAからすぐ、塩尻峠を長いトンネルで越えると再び諏訪湖畔の太平洋に注ぐ天竜川水系に戻ります。

どうしてこの地区が塩尻というか。人間にとって塩は必需品です。山で塩は岩塩でも掘らない限り自給できず、結果、塩は海から運ばれることになります。日本海から糸魚川に沿って松本方面へ続く道は塩の道、伊勢湾から木曽川に沿って続く中山道も塩の道。富士川から甲州に入り富士見峠を越えてきた道も塩の道。どの道から運ばれてきた塩も、ここから先運ぶ必要がないので終点という意味で尻、だから塩の尻という地名になりました。

塩尻峠をトンネルで越えるとすぐに岡谷JCT。長野道と中央道の接続点。ここは当然東京方面の左へ。JCTを過ぎると諏訪湖南岸を走る眺めのいい道。湖を見下ろす高台には諏訪湖SAもあります。諏訪ICからは登り坂。数年前から改修が進み、最近中央道の路面は劇的に改善されました。

中央道は長野県から山梨県に入るころ、電光掲示板に渋滞情報が表示されました。「小仏トンネル付近、渋滞1km」まだまだ余裕です。双葉SAには給油のみで立ち寄り10リッター補給しました。これで横須賀まではもちます。

渋滞情報は甲府昭和ICを過ぎるころ3kmに。それが勝沼ICでは5km。急速に悪化してます。中央道の渋滞は10kmになってもたいしたことはないと思いますが、その先の一般道を横須賀まで帰るのは大変そう。八王子市内とか相模原、東名入口付近など。

そこで大月JCTを河口湖方面へ行き、須走まで東富士五湖道路を使うことにしました。この道路も今は無料化実験中です。夕方のこの時間、東に向かって走ってるのは太陽を背にして走り易かったのですが、大月JCTからは西に向かって走ります。太陽を見ながら走るのは疲れます。途中の谷村PAで休憩。蝉の声と西日で暑いPAでしたが、ここでも霧発生器が大活躍。多少は涼しさを感じました。

富士急の脇からは、東富士五湖道路。あいにく富士山は雲に隠れて見えません。富士山麓を南へ走り、長い下り坂の篭坂トンネルを超えると高速道路はここ須走で終わります。松本ICから2時間半掛かりました。
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須走から東名の御殿場ICへは国道138号線の坂を下ればすぐです。御殿場からは箱根裏街道経由で帰ろうかと思ってましたが止めました。海水浴シーズンの始まった国道134号の湘南海岸はやめといた方が無難です。御殿場から東名には入りました。

入るとすぐの電光掲示板で「厚木-横浜町田 渋滞1km」とのこと。大したことはありません。御殿場から大井松田へ下りる坂道を快適に走ります。しかしこの渋滞も成長してきました。大井松田の手前で5km、秦野中井付近では9kmにまで成長。「多分大和トンネルが先頭ですぐに通過できる」と思ってました。

厚木ICを過ぎて相模川を渡り、何かお土産を買おうかと海老名SAで最後の休憩です。結局今日の晩御飯のおかずになるようなお土産はありませんでした。休憩を終え海老名SAから本線に出ると、渋滞だったことには驚きました。10分ほどの間に渋滞は急成長してました。海老名SAを出ると4車線区間が4km弱続くのに。

渋滞してる車の速度+αですり抜けしながら慎重に走ります。数分後、大和トンネルを通過。でも渋滞は続いてます。帰って激しくなってきました。特に左側車線は。

どうして大和トンネルがあるか。最初不思議でした。山なんかないところに何故かトンネル。その理由は地図を見てて気づきました。そこはちょうど米海軍厚木基地の南北に走る滑走路の北側延長線上。同様に並行する相鉄線もトンネルになります。風向きにより、北側から着陸進入する航空機にとって目障りだからトンネルにしたと思われます。万が一のときの航空機事故の影響を最小限にするため、とも考えられますが。

ところで、一向に解消されない渋滞の原因は横浜町田ICにありました。IC料金所を通る車の大半がETC車でも、その先の国道16号線が動いてないので仕方ありません。上下線ともです。下りはすぐそばの国道246号線との交差点が最大のネック、上りは保土ヶ谷BPのほぼ全線が渋滞してました。現在、東名の横浜町田ICから国道246号線を立体で越え、大和BPまでの高架橋を建設中ですが、東名の渋滞解消に効果はあるでしょうか。

保土ヶ谷BP上り線の渋滞は新保土ヶ谷ICまで。その先の横横はスムーズに流れ、19時には横須賀に到着。ちょうど12時間のツーリングでした。走行距離は648km。1,000円高速を使うようになってから、早朝に出発して深夜に帰着しなくても、600km以上のツーリングが可能になりました。
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