成田で飛行機鑑賞

週末は梅雨の間の晴間となりました。今日は外房の温泉旅館で宴会です。雨が降ったら行くのやめようと思ってましたが、土日とも雨は降りそうもないので、朝6時、久しぶりにSC40に跨り横須賀を出発しました。

何故だか分かりませんが今まで、千葉県内を目的にバイクを走らせたことはありません。伊豆の方が近いし魅力的に感じるからか、高い山がないからか。でもせっかく房総へ行くので、犬吠崎から野島崎まで走ることにしました。

成田空港の近くまでは高速を使います。いつもは幸浦から首都高にのりますが、今日は杉田からです。いつも思うのが、首都高湾岸線のこの構造物の凄さです。路肩を入れて上下8車線道路を、たったこれだけの柱で支えてます。機能的な美しささえ感じます。
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15年ほど前に開通した空港中央から北側の首都高はこんな設計ではありません。多分、10年ほど前に土木技術が飛躍的に進歩したのでしょう。

この道は走っても快適です。車線幅は広く高機能舗装、カーブでは適度なカントもあり、横羽線のような繋ぎ目もありません。ただ、ベイブリッジから北側はほぼ直線で交通量も多く、つまらない道になります。

多摩川の河口を潜って東京都に入ると、ジェット燃料の香る羽田空港の真中を縦断します。ちょうど34RからJALの747-400がTake off。並んで走ってるような気がしますが、むこうは170nt以上で上昇を続けてます。僕が空港北トンネルに入るころ、ダッシュ400は高く機首を上げ右へターンしていきました。

東京湾トンネルを抜けるとお台場の高層ビル群の中を走り、いくつかのJCTを過ぎるとJR京葉線の下をくぐり葛西、そして浦安です。千葉県に入り東へ向けて走ってるといつのまにか東関道です。宮野木JCTでちょっと混みましたが、抜けるとあとは快適に走ります。酒々井(しすい)PAで休憩し富里ICでおります。始めてです。一般レーンは空いてるのにETCレーンだけが渋滞だったのは。
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やっと到着しました、さくらの丘公園です。ラジオ(管制塔との交信)を聞き、キャンプチェアでくつろぎながら飛行機を見てる外人さんグループがいました。せっかく来たのに、視程はあまりよくありませんし、朝のためか出発便はありません。そして逆光ぎみです。たまに着陸する飛行機も34Rで、ここからは豆粒のようにしか見えません。

大型機は目の前の34Lにくると信じ、待つこと約20分。やってきました。ルフトハンザのダッシュ400です。遠くに見えるのは34Rにアプローチ中のB767でしょうか。
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その5分後にきたのはJALカーゴの、やはりダッシュ400です。この機種、いまのところ僕は一番気にいってます。貫禄があります。迫力もあります。世界一の人気機種です。そして僕のバイクと同じ4発です。
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まだ見たことがないA380を見ると一番好きな機種も変わるでしょうか。

せっかくきましたが個人的には、「飛行機を見るのは羽田の方が面白い」と思いました。午後の順光の快晴だったら気が変わるかもしれませんが。 ・・・・・つづく。

22:02 | '08.06房総 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

銚子駅に到着

たまにしか来ない逆光の飛行機に飽きてきたら、さくらの丘公園から東へ向かいます。成田空港の脇を走り空港の南のR296へ左折する交差点、信号待ちしてると突然頭上を大型機が覆います。あまりにも低空だったため機種も会社名も分りませんでした。

IMG_6088_20080619194534.jpg空港をはなれるとすぐに千葉の田舎の風景です。畑と林で覆われた小さい丘陵がいくつも連なり、その間を昔は湿地だった田んぼが埋めてます。典型的な北総の風景だと思います。R296も田んぼの中の道と丘陵00の登りと降りの坂を繰り返します。
多古の先からは広域農道を走ります。

IMG_6089.jpg空は快晴ですが、相変わらず視程は高くありません。遠くは白っぽく霞んでます。そして広域農道の終点近くに大きな風車を見つけました。この距離から見てもかなり巨大です。建設費と維持費の採算がとれるほど、この辺も風が強いのでしょうか。

県道73号線で丘陵を下っていくと、利根川が見えてきました。大河です、というより海峡のようです。
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利根川の堤防の脇にあるコンビニに停まり、トイレ休憩です。何も買わないでコンビニを出るのは悪いので、煙草をひと箱買いました。久しぶりに愛車のSC40の写真です。ご覧の通りフルノーマル。
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この利根川畔からはR356で銚子までは10kmです。国道に入るとしだいに交通量が増して(軽自動車ばかりですが)きて、銚子漁港へ続く道の途中を右折すると駅へつづく広い道になりました。

IMG_6093_20080619194620.jpgそして銚子駅前に到着です。この駅はJR総武本線の終点の駅、また銚子電鉄の起点の駅でもあります。広い割にはがらんとした駅構内に入ると、改札口の向こうの1番線に東京行きの特急電車が停まってました。晴れてるせいか、ここから先も銚子電鉄の線路があるためか、あまり終着駅という雰囲気ではありません。

駅前にはテレビで見たことがある「ぬれ煎餅屋さん」がありました。この煎餅はかなり人気があり、銚子電鉄の赤字を多少なりとも負担してるそうです。 ・・・・・つづく

21:47 | '08.06房総 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑

関東地方最東端、銚子岬

銚子駅をあとにして岬を時計回りに走ります。

銚子周辺は以前、車で何度か来たことがあります。駅前からまっすぐ北へ向かい、利根川につきあたったら右折、しばらくは大きな銚子魚市場の脇を走ります。テレビの旅番組でよく見る魚屋さんと食堂が連なる市場があります。時間はまだ10時なので閑散としてますが、午後は多分たくさんの観光客が集まるのでしょう。

コンクリートづくり一色の漁港地区が終わると、利根川河口です。そして道は丘陵を上がっていきます。左の海沿いにはウオッセ21とポートタワーが見えますが、今日はよりません。民家と小さな畑の続く、舗装の古い道をしばらく走ると海岸にでました。君ヶ浜です。そしてそこからは犬吠崎灯台が見えます。
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バイクを停めて砂浜におりていき海を見ながら一服。沖には黒潮が流れ、その上を大きな船が行き交います。水平線のずっと先はアメリカ大陸、地元の観音崎とは違う海の広さを感じるところです。

それから犬吠崎の入口を通り過ぎ銚子電鉄の終点、外川に向かいます。そこは漁港のある小さなまちで、港へ続く斜面に民家がたくさん並んでます。そんな民家の1軒が外川駅でした。短いホームと小さな無人の駅舎があるだけの駅です。
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駅前のNHKの連ドラ「澪つくし」の案内版を見て思い出しました。以前ここに来たのは1993年の5月、ちょうどJリーグが発足し国立競技場で記念式典があった翌日、お腹の大きい家内とこの駅に来ました。その一ヵ月後に子供が生まれたので、家内と2人での旅行はここが最後だったことになります。

IMG_6102_20080619194650.jpgそんなことを思い出していると近くの踏切の警報機が鳴り出し、向こうから小さな電車が現われ、ゆっくりホームに入ってきて停まりました。3人ぐらいのお客さんが降りてきて、入れ違いに5人ぐらいが乗車します。

しばらくすると、電車は銚子駅に向けて発車していきました。踏切の警報機が鳴り止むと、あたりはもとの静けさに戻りました。

09:32 | '08.06房総 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

九十九里から内陸へ

外川からは九十九里浜に沿って南下していきます。犬吠崎の太平洋側にでると、あちこちにたくさんの風車がありました。やはり太平洋に面したこのあたりは強い海風がいつも吹いてるのでしょうか。

いったんR126を走りますが、すぐに海沿いの九十九里ビーチライン(県道30号線)です。海沿いといっても、防砂林のあい間に海が見え隠れする道です。このあたりは海水浴場になってるので、あちこちに民宿があります。そういえば、銚子あたりから「温泉」の看板をよく見ます。僕は知りませんでしたが、千葉県にもけっこう温泉があるようです。

海岸に沿った田舎道を延々と走ります。快調に走れるときはあまり無く、すぐ宅配便のトラックのペースになります。そんな道を1時間ほど走ったでしょうか、やっと九十九里有料道路に入りホントの海沿いになりました。
IMG_6106.jpg料金所で200円払います。料金所のオジサンに「10kmぐらい先に白バイがいるから気をつけて」と云ってもらいました。「ありがとう」と返事をして走り出します。

太平洋を観ながら走るまっすぐな道です。前後に車もいません。快晴だったらもっと爽快だったでしょう。

ガラ空きの道ですがオジサンの忠告を聞き、70km/hで走ります。ときどき100km/hぐらいでワンボックスが後ろからやってきますが、抜いていってもらいます。有料道路も終わりのころ、オジサンの云うとおり前から白バイがやってきました。

一宮PAで煙草休憩し、走り出すと有料道路は終わり少々内陸の一般道路になりました。上総一ノ宮という地名は横須賀線電車の行き先でよく見てましたが、こんな遠くだとは知りませんでした。
ここからは、海岸線から離れて内陸に向かいます。海岸線の道がR128と合流するとちょっと北へ戻り、「とらみ」から県道274号線・85号線、そしてR465で大多喜を目指します。

IMG_6108_20080619194735.jpg県道に入るといきなり山道で、峠の
トンネルを越え坂をおりていくと写真の
ような田園地帯となります。
その繰り返しが続きます。

路面は良好で交通量も少なく、走ってるのが楽しい道です。

IMG_6109_20080619194755.jpgR465の直前にいすみ鉄道の踏切があり、僕が渡ろうとするとちょうど警報機が鳴り出しました。

1両のディーゼルカーがやってきました。好みの問題ですが、色が風景に合ってないような気がします。こういうところは、旧国鉄色のディーゼルカーが似合うと思います。

大多喜からは国道を離れ市街地を通り県道172号線方面に向かいます。大多喜は有名な城下町のようで、けっこう観光客が歩いてました。県道172号線も交通量の少ない楽しい道です。適度なコーナーの登りと頂上にトンネル、くだりのワインディングと田んぼの中の道。そういう道が続きます。

IMG_6110_20080622215249.jpg途中小さな駅があったので停まりました。小湊鉄道の月崎駅です。駅の前には県道が通ってるだけで、あとは何もありません。まるで東北地方の山奥にでも来たような錯覚に陥ります。

その先から県道は32号線になります。それまでと似たような道を走って、久留里という町に到着しました。「くるり」というと京急のコマーシャルソングと歌ってたグループと同じ名前ですが、多分偶然でしょう。ここにも鉄道の駅があり、ここを通ってるのはJRの久留里線だそうです。千葉県には、予想外にたくさんのローカル線が活躍してました。
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久留里からは、県道145号、163号、92号と走り継ぎ、君津ICの前を通ります。ようやく房総半島を横断し内房に来たようです。君津市内に入ったところでガソリン補給、12リッター。
交通量が急に増え、久しぶりに都会にやってきたような気がします。ファミレスとかラーメン屋、スーパーマーケットもあります。これから富津へ向かいます。

千葉県横断ルートは思いのほか楽しい道でした。・・・・続く

22:41 | '08.06房総 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

国道16号線の終点、富津

交通量の多い君津の市街を通抜けて海沿いへ向かいます。JRの線路を立体で越えるとR16との交差点、そこからR16です。横須賀から延々と関東地方を一周してきた道は、富津に近づくと上下2車線と狭くなり、民家の間を行くようになります。

IMG_6119_20080619194902.jpgR16は東京湾を挟んで、横須賀の走水とここ富津との間は未開通です。東京湾に橋が掛からないとこの国道は全通しません。走水側は家から近いので何度も通ったことがありますが、ここ富津側の終点は始めて来ました。

奥の交差点がR16の終点です。そして少し手前(富津岬より)の道路標示版には、「ここからR16が始まる」と書いてありました。

ここがその交差点。どこにでもあるようなT字路が、首都圏の大動脈国道16号線の千葉県側の終点です。
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R16が終わっても、ずっとその道を行くと、富津岬の先端に行けます。その先端に展望台がありました。登って富津岬側をみると、地図と同じ先細りの岬の全景が見渡せます。
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IMG_6116.jpgそして、東京湾側を見ると、横須賀がすぐそこに見えました。左側の遠くに浮かんでる島は猿島です。右の島2つは第一海堡と第二海堡で、旧日本軍の要塞の島です。右端には八景島シーパラダイスの屋根が光ってます。

直線距離にすると10kmほどでしょうか。半日以上掛けて走ってきて、「まだここか」という気分です。・・・・続く

23:12 | '08.06房総 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑