信州、佐久平へ続く路

上州磯部温泉に行くことになってた6月の土曜日、ちょうど梅雨の晴れ間の予報。早起きして愛車CB1300SF(SC40)に跨り、信州方面に向かいました。

まだ5時前、僕が横須賀を出発するときは夜明け前、薄い雲が昇ってくる太陽からの光を反射し、まるで間接照明のよう。
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逗葉新道を通って三浦半島を横断し、長柄から国道134号線を走る頃には曇り空。快晴の天気予報は当たるだろうか。夕べ降ってた雨のせいで路面はウエット。何かを配送するトラック以外、車は走ってません。
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国道134号線から西湘バイパス、小田原からは国道1号で箱根を登り、宮ノ下からは国道138号箱根裏街道で富士山方面に向かいます。

仙石原から箱根外輪山を乙女トンネルで貫けて静岡県側にでると、そこは紫陽花が満開。麓のほうまで沿道を彩ります。ここもやはり曇が低く垂れ、富士山は望めません。
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箱根裏街道を下って御殿場市内におりてくると、いつもの吉野家で朝ご飯。交差する国道246号から先は再び登り坂、籠坂峠へ続く道です。
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峠を越えて山梨県内にはいるとすぐに山中湖。でも今だに富士は顔を出しません。富士の裾野の林の中をいきます。途中の街、富士吉田を過ぎると道は国道139号線へと変わり、樹海のなかを進みます。

しばらく走ると北の方は雲が切れて、青空が見えてきました。そして精進湖畔。振り返ると富士山も姿を表してます。みるみる青空が広がり、雲はだんだん消えていきます。
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あっという間の劇的な変化。空は快晴となり、6月の強い日射しを浴びた地面からは、夏のにおい。

この大木は、精進の大杉といいます。 この湖畔に僕は小学校3年生のときに林間学校できて、そのとき朝の散歩でここまで来たのを覚えてます。当時の記憶と比較して、この大木が小さく感じるのは当然でしょうか。
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国道358号線、精進ブルーラインを走り甲府盆地へおりていきます。坂を下ったところにある甲府南ICから中央道に入り、10分ほどの双葉SAで休憩。快晴の空に八ヶ岳方面の山が見渡せます。
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中央道は須玉ICでおりて、清里方面へ向かう国道141号線の坂を登っていきます。標高は1,000mを越えて、清里、野辺山をすぎると、畑の向こうに大きな八ヶ岳連邦がくっきり見晴らせます。
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ここらあたりがこの道のピークだと思います。少し走ると急坂を下って、千曲川に沿った佐久へ続く道になりました。
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10:38 | '07.06志賀草津 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

JR小海線、佐久海ノ口駅

野辺山の高原から坂を下って千曲川に沿った谷におりたところに踏切がありました。そして小さな集落のなかに駅への案内板があり、僕はトイレを借りにその駅へ向かいました。

JR東日本小海線の佐久海ノ口駅です。信越線が第3セクターになっても、小海線はまだJRというのが不思議です。

ここも無人駅ですがトイレはありました。そして駅構内へ。
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列車は1~2時間に1本程度、かなりの頻度で走ってるようです。運賃からすると、ここはちょうど小淵沢と小諸の中間地点。佐久平では新幹線にも接続しており、ローカル線としてはかなり便利かもしれません。
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駅のホームから野辺山方面を見たところ。右側の線路は保線用の引き込み線のようです。そしてこの駅は上下線が交換できるようにホームは上り線と下り線があります。このポイントも遠いところから遠隔操作するんでしょうか。たいしたもんです。
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ホームにたってると、野辺山方面へ向かうディーゼルカーがやってきました。2両編成です。誰も乗り降りせず、2分ほどで発車していきました。
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小海線というと思いだすのが、山田太一脚本のテレビドラマ、「高原へいらっしゃい」です。田宮二郎がマネージャー役、補佐に前田吟。そのほか由美かおるとかも出てました。さびれたホテルを立て直し、最後はけっこう繁盛するようになって終わったドラマです。

このドラマのオープニングに、小海線の中から前方の線路を映すシーンがあり今でも目に焼き付いてます。中央道なんか全くない、僕が小学校のころの放送です。たしか主題歌は小室等で、今でもメロディーは覚えてます。当時僕は、是非一度小海線に乗ってみたいと思ってました。

僕が始めて小海線を見た(乗ってはいませんが)のは中学校のとき。そのころの清里や野辺山は今と全くちがう素朴なところでした。そして始めて小海線に乗ったのは学生のとき。清里のペンションに泊まってテニスなんかをやりました。

そのころは、すでに素朴な高原の駅はなくなってました。
11:47 | '07.06志賀草津 | comments (2) | trackbacks (0) | edit | page top↑

志賀高原はもうすぐ

千曲川に沿った国道141号線を北上し、佐久市内へ。新幹線の佐久平駅のちかくのセルフで給油。中山道を横切り、北国街道を行っても良かったのですが、上信越自動車道へ入ります。本日2回目の高速。本線に入ると暫くは浅間山を正面に見て快走します。雲は増えましたがまだまだ快晴です。

東部湯の丸SAで休憩、ちょっと早いですが軽食コーナーでラーメン。満腹後走りだし、すぐに上田菅平ICで高速をおります。国道144号線を北上して菅平を越えるつもりです。小さな谷に沿った空いてるゆるい登り勾配の国道を快走し、途中から国道406号線。大笹街道というそうです。道の傾斜はきつくなり、グングン高度があがっていきます。気温も下がってきました。

あっという間に菅平高原。20年ほど前にスキーにきたことがありますが、その面影はありません。ここからは下り坂。先行する中型ダンプに追いつきましたが、勾配とカーブが急で追い越せません。暫く後ろを走っていると、このダンプ、十分速いのに気付きました。当然、荷台は空で走ってますが、ブレーキングポイントなども良く心得ていて、急坂を転げ落ちるように下っていきます。気づくと急な下り坂は終わり、須坂市内に入ってました。

ブドウ畑の向こうに見えるのは、妙高・黒姫の山々です。
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須坂からは果樹園の中をいく田舎道、国道403号線です。信州中野方面を目指します。気温は上がり30℃ちかくなってきました。交通量もかなり多く、退屈な道です。

30分ほど走り、T字路を右折すると国道292号線、志賀草津へ続く道。表示板にも「志賀高原」の文字が。
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この先、昔からバイクで走りかった志賀草津高原ルートです。うきうきしてきました。
12:43 | '07.06志賀草津 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

夏の志賀高原スキー場

国道をまっすぐ走っていると湯田中駅前を通るかと思ったら、今はバイパスができて温泉街をパス。長野オリンピックのお陰で便利になりました。料金所があったところは昔の面影があります。ここから急な登り坂。ループ橋なんかもありました。快適に走っていると気温も下がってきて、爽快です。

昔、チェーンを巻いたバスでは湯田中から1時間弱かかった記憶がありますが、あっという間にサンバレー。志賀高原スキー場の入口です。
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そこからちょっと登ると丸池Aコース。このゲレンデの前のホテルに泊まって、ナイターで滑ったことを思い出しました。
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志賀草津高原ルートからはなれ、一ノ瀬方面へ。その分岐からすぐのところには、ジャイアントスキー場。夏に見ても急斜面に変わりはありません。正面は西館スキー場。右側には映ってませんがブナ平スキー場があります。この谷を吹雪のなか飽きもせず滑ってた昔を思い出しました。
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そして、高天が原マンモススキー場です。初心者のころは、このスキー場の下の方で転びながら滑ってました。僕がここへ始めてきたとき、トリプル高速リフトができたばかり。当時の運輸省の認可待ちで、空で運転してたのを思い出します。高速リフトのはじまりのころの話です。
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冬にはなんども来た志賀。温泉と野沢菜、吹雪のときも快晴の日も、楽しかった思い出がたくさんあります。ひとりで夏の志賀にいると、昔のことが昨日のように思いだされます。

昔、ここへ来るにはスキーバスが普通。一晩かけてここへきて、朝から晩までよく滑ったものです。いちどは東京から、25時間かかって深夜についたこともありました。売るほど時間のあったころが懐かしく感じます。

焼額の山を見て、再び志賀草津高原ルートに戻ります。そして、これもまた懐かしい横手山方面へ向かいます。
13:02 | '07.06志賀草津 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

志賀草津高原ルート

一ノ瀬・焼額のスキー場から引き返し、蓮池まで戻ります。このあたりもオリンピックの影響で道路は拡張されトンネルも新しくなって、昔のクネクネ道はなくなってます。

蓮池では左折、国道292号線を横手山方面へ向かいます。森林と湿原の中をいく道、ところどころに温泉の煙が立ち上ってます。熊の湯から先のこの国道、冬には閉鎖され横手山からの初心者コースになります。今は夏、九十九折りのその道を快適に登っていきます。

急坂を登り終えると横手山ドライブイン。信州の山々はここで観納めです。
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ドライブインから先は、横手山の南側斜面をいく道です。まわりにスキー場はなくなり荒涼とした風景の中をいきます。
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すぐに渋峠へ到着。県境を越えて群馬県に入ります。ここの標高は海抜2,172m。ここからちょっと先に、「日本国道最高地点」の碑がありますが、そこと同じ標高。実際のところどちらが高いんでしょう?
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最高地点の碑を過ぎると道は下りになり、白根山を目指して高原を走る道になります。このあたりが、最も爽快な道、風景は日本離れしており、行ったことはありませんが、スイスやカナダの道を走ってるような気分です。
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万座から登ってくる道と合流すると、すぐに白根山のレストハウスがあります。ここにバイクを停めて20分ほど歩くと湯釜の素晴らしい景色をみることができます。蔵王のお釜に似てますが、白根の湯釜の方がより湖に近いところまで行け、岩石も白っぽいためエメラルドグリーンの湖水がより美しく感じます。まあ僕の主観ですが。今日は素通りします。

志賀・万座というと、思い出すのが「私をスキーに連れてって」です。志賀高原にスキーにきてた原田知世たちが、スキーウエアのお披露目に間に合わすため、志賀の横手山から万座までの冬季閉鎖となるコースを滑るというストーリー。この映画を観るまで、僕も両スキー場は全く離れたところにあると思ってました。いまから20年ほど前、スノボなどのない、スキー全盛の時代でした。

上州側に入るとこのルートは火山地帯をいくため、より荒涼とした景色のなかを行きます。
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道のところどころにひび割れを補修するためにアスファルトかなんかが使われ、これがよく滑ります。コーナーでもバイクを倒して走ることができません。先行する自家用車の後ろをゆっくり走ります。
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やがて道は樹木に覆われて景色が望めなくなると、草津の温泉街に入っていきます。こうして志賀草津高原ルートは終わり、国道292号線のまわりの風景は上州の田舎の風景となります。

草津から軽井沢までは「日本ロマンチック街道」といわれるルートの一部となります。道はいったん吾妻川の谷までおりて行き、川をわたると再び軽井沢の高原を目指して登りとなります。

北軽井沢・浅間山と高原地帯をいくこの道も、快走できる素晴らしい道でした。
14:52 | '07.06志賀草津 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

軽井沢から日本橋へ 中山道をいく

浅間山の麓を走る国道146号線の終点は中軽井沢。ここからは国道18号、中山道となります。時間は午後3時を過ぎました。夏至に近いこの日でも陽はかなり西に傾いてます。今日僕は磯部温泉に泊まるので、あとは碓氷峠を下るだけ。無料開放されたバイパスではなく、旧道をいきます。
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軽井沢駅前を過ぎ、ちょっといくと碓氷峠頂上。ここは峠というより崖の淵。横川へ向けた下りコーナーの連続する道となります。30分ほど走ると、今では廃線となった信越本線の熊野平信号所跡を過ぎ、碓氷第三橋梁が目の前に現れます。
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ここまでおりてくると横川はもうすぐ。途中の坂本宿からは、旧宿場街に沿った民家越しに妙義山が望めるようになりました。
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横川の駅前を通過し、旧中山道が国道18号と合流するところにある踏切。ちょうど、横川発高崎行きの4両編成の電車がやってきました。
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そしてすぐに磯部温泉に到着。よく走った一日でした。



明けて翌日。天気予報では午後から雨。8時半に宿を出て、中山道を日本橋方面へ走ります。今にも雨が降りそうな天気、雨雲が全天を覆います。

日曜の朝、空いている国道18号を高崎方面へ。片側1車線といえど昨日走ってきた国道とは、さすがに二桁国道は違います。車線幅も広く舗装も上質。何か規格が違うのでしょうか。

高崎からは国道17号線。岡部からはバイパスで蓑田まで。新大宮バイパスは使わずに、旧中山道ではありませんが国道17号を行きます。

浦和を過ぎると、すぐに武蔵浦和。6年ほど前まで僕は昔このあたりに住んでました。
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小さな蕨市はあっという間に通り過ぎ、荒川を越える戸田橋を渡ります。橋をの先は東京都。このあたりからポツポツ雨が降ってきました。
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戸田橋から志村の坂を登ると首都高5号線の下の道となり、すぐに板橋です。環七との交差点は昔とかわらず交通の要。永い信号を待ちます。
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板橋を過ぎると、新しくできた首都高中央環状線の下を西巣鴨の手前まで走ります。中央環状線はここから王子駅前を横切り江戸川を渡りますが、中山道は一路日本橋を目指します。
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巣鴨でJR山手線の内側へ入り、白山そして東大の脇を走るとすぐに神田明神。万世橋を渡って神田駅前に到着。正面に見えるのは日本橋の袂にある野村證券本店です。
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一応、軽井沢から日本橋まで、なるべく旧道にそって走ってきました。天気の心配がなければ、旧中山道を探しながら走ったのに、残念です。

ここから雨は本格的になり、横須賀にたどり着いたときはずぶ濡れでした。当たり前ですが、梅雨の時期のツーリングはこんなものでしょう。
14:49 | '07.06志賀草津 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑