秋の早朝、八王子街道を北へ向かう

バイクで走って一番快適なのは、春先の桜の時期と紅葉の今の時期。大気が澄んでるぶん、秋の方が爽快です。連休初日のこの日、まだ暗い早朝、愛車のSC40にETCカードをセットして横須賀ICから横横に入りました。

冬用のジャケット(なかはポロシャツ)にGパンです。それでも夜明け前の横横は寒く、走り出して10分ほどの円海山トンネルあたりから震えが始まりました。六つ川料金所を通過、400円。東の空は白んできてます。今日は終日快晴の予感。

6時前の保土ヶ谷BP下り線はかなりの交通量。寒いので、横須賀からずっと80km/h走行です。R246を横切り、大和バイパスが終わるころには周りも明るくなり、同時に混雑が始まりました。
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この道、国道16号八王子街道は僕の嫌いな道のひとつです。
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交通量はいつでも多く、走ってる車の多くは大型車。そして起伏のない単調なまっすぐな道。加えて信号が多くセッティングも良くないため、しょっちゅう赤信号につかまります。その上、車線が狭いため信号待ちで前へ行けません。

文句を言っても始まらないので、いつもの吉野家を見つけて朝食です。牛丼並。うちにあった50円割引券を忘れてきたのが残念です。

話は変わりますが、となりのスタンドではレギュラーで132円です。僕は吉野家のちょっと手前でガソリンを入れましたが、何とリッター129円でした。横須賀では145円が相場なので、八王子街道沿いはガソリンスタンドの激戦区なのでしょう。

相模原市内を走ってるときに朝日が昇りました。後ろから射す日が徐々に強くなり、それとともに周りの景色が色鮮やかになってきます。
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橋本の五差路を過ぎるとJR横浜線を高架で越え、すぐに八王子BPです。今まで走ってきた走りづらい道が、嘘のように快適な道路に変わります。
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今日はどこまで行こうか、横須賀から考えてました。草津温泉には入りたいし、金精峠も行きたい。ビーナスラインも良さそうだし。でも、帰りは渋滞がありそうなのであんまり遠くへ行けない。どうしようか。

中央道方面は左、関越道方面は右です。とりあえず、まっすぐ行くことにしました。 
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最近行ったことがないので、奥多摩方面に向かいます。

16:12 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

武蔵野の丘陵地帯から渓谷へ走る

中央道八王子ICのそばで国道16号線をはなれて、滝山街道という道、国道411号線をいきます。このあたりは丘陵地帯に林や畑、工場や住宅地などが、道沿いに変わるがわる現れ、奥武蔵野といった雰囲気です。

JR五日市線の踏切を渡ってしばらくいくと、益々田舎の風景が広がってきました。国道411号線はここで右折し、青梅市街を走りますが、僕はまっすぐ奥多摩方面へ向かいます。
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ここまで来ると多分東京都内中心部への通勤圏は外れ、家々の造りも農家っぽい家ばかりになります。すると周りは日本の秋の風景。露地栽培の畑の向こうには柿の木と、赤く色づいた広葉樹。そして低いやまなみと送電線。
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滝山街道はいつしか、多摩川の渓谷沿いを走る道に変ってました。途中にあった大きな橋のところで煙草休憩です。下を流れる多摩川と、色付き始めた木々。谷を渡るJR青梅線の線路と並行する国道。しばらくいましたが、青梅線の電車はついに通りませんでした。
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上流へ向けて走り出すと、多摩川の渓谷は益々深まっていきます。

ここまで走ってきた都道45号線も多摩川を鉄橋で渡って、対岸を走ってた国道411号と合流。さらに上流を目指します。
08:20 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ハイカーで賑わうJR青梅線の終点、奥多摩駅

多摩川の渓谷をいく道は国道411号線。JR青梅線と並行して谷沿いを上流へ向かいます。そのJR青梅線の終点がここ、奥多摩駅です。ちょっとトイレを借りに立ち寄りました。
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東京駅から約2時間の距離にあるこの駅は、東京都の西の果て。中央線の高尾駅よりさらに西に位置してます。この時期、紅葉を楽しむハイカーで早朝から駅前は賑やか。みなさんそれぞれ目指す山や、渓谷へ向かうバス乗り場に並んでます。と同時に、警察の方が安全登山を呼び掛けてました。

最近では中高齢者のハイカーが増え、それに伴い山での事故が増えていると聞きます。天気の良い日に空気のおいしい山の中を歩くのは楽しいと思います。体力向上にも良いことだと思いますが、やはり天候や体調の急変は、リスクとして十分考えておくべきだと、僕も思います。

ここが奥多摩駅の線路の終点です。脇はセメント工場でしょうか。そういえば、奥多摩の北には日原の鍾乳洞があります。このあたりは石灰岩質なのかもしれません。
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以前何かのテレビで、「この先にも廃止になった軌道があり小河内ダムの建設に使われた」とかやってましたが、その形跡を奥多摩駅で確認することはできませんでした。

奥多摩駅のホームは1面2線です。もう一方の線路の終点はこちら。立川からの距離でしょうか、ちょうど37kmポストが終点の線路脇にありました。
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時刻表を見ると、次に電車が到着するのは30分後。残念ですが、ここ終点の駅に到着する電車を見ることはできませんでした。
13:05 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

ちょっと紅葉の始まった、小河内ダムと奥多摩湖

奥多摩駅をあとにして、さらに多摩川の上流方面へ走ります。いくつかのトンネルを抜けるとそこには軌道と思しき高架橋が。まさにこれが小河内ダム建設のために敷設された軌道だと思います。この軌道を修復して、奥多摩駅からダムまでトロッコ列車を走らせたら、さぞ人気を呼ぶことでしょう。費用対効果の関係で難しいのでしょうが。
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湖畔の駐車場にバイクを停めてダムまで歩きます。小河内ダムと奥多摩湖です。云わずと知れた東京都の水瓶。風のないこの日の朝、湖面は凪いでおり静寂があたりを包んでます。
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ダムの中央まで歩いて行き、湖と反対側を見降ろします。深い谷底には、河口の大きさからは想像できないほどの、か細い多摩川が流れてます。
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ダムの上は意外と広く、幅は10mほどあります。時間は朝の8時すぎ。今は僕以外誰もいませんが、お昼を過ぎると観光客で賑わうことでしょう。
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そしてダムの上から望む奥多摩湖です。遠くに見える標高の高い山々はうっすらと茶色に色づいてますが、湖畔の紅葉はまだ先のようです。
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再びバイクに跨り上流を目指し、リアス式海岸のような湖畔の道を走っていきます。もうすぐ奥多摩湖が終わりそうなところで、広葉樹がきれいに色づき始めてました。
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静かな、そして風のない、紅葉にはまだちょっと早い秋の奥多摩湖でした。
15:54 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

奥へ行くほど秋が深まる大菩薩ライン

このあたりの国道411号線は青梅街道とも、大菩薩ラインともいいます。最近は大菩薩ラインという云い方が一般的なようです。

奥多摩湖畔を走ってると、早くも山梨県に入りました。丹波村です。その丹波村の中心街を過ぎると、大菩薩ラインは本格的なワインディングロードになります。
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渓谷に沿って進んでいくと、標高があがってきたからか、次第に木々が色づいてきました。遠くに見える高い山は、明らかに茶色に染まってます。
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まだ時間が早いからか、行きかう車やバイクは殆どありません。久し振りにバイクを傾けて自分のペースでコーナーを駆け抜けます。けして速くはありませんが、それでもビッグバイクをコントロールする感覚は、何ともいえません。爽快です。

山全体はまだまだ緑ですが、時折真赤に染まった紅葉を見ることができます。緑・黄・赤・青の色彩がみごとです。
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小さなせせらぎの脇に深紅の紅葉がありました。直に見た時はもっと真赤な紅葉でしたが、写真に撮るとそうでもありません。多分写真の撮り方が下手だからでしょう。
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かなり標高が高くなり、もうすぐ峠というところで、綺麗な紅葉を見つけました。おもわず橋の上でハザード点灯、急停止。
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ちょっと逆光ぎみだったので、ちょっと移動して同じ紅葉を撮影。ちょうど背景には遠くの秩父の山々が収まりました。
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今年の大菩薩ライン頂上付近の紅葉は、11月初旬の今が見ごろだと思います。今日は、天気にも大いに恵まれました。

峠を越えて甲府盆地に降りる前に、ちょっと一ノ瀬高原を走ってきます。
22:02 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

秋たけなわ、色鮮やかだった一ノ瀬高原

大菩薩ラインの途中、ちょっと国道を離れて一ノ瀬高原を周ってきました。高原というからには、高台の広場ような場所を想像してましたが、実際は平地の少ない尾根と谷に挟まれた土地でした。

一ノ瀬への入り口は、国道のヘアピンカーブを直進するところから始まります。このような狭い舗装路が山奥へ続いています。サラサラと落ち葉が舞ってる中を走ります。
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ちょっと登ると綺麗な紅葉が。そして深い谷に沿って走る林道が遠くに見えます。
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林道から崖の下を見下ろすと、木立の向こうのせせらぎの端に真赤な紅葉が1本。この写真もそうですが、本当はもっと鮮やかな「赤」でした。
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金色の薄の野っぱらの向こうに、深緑の針葉樹と紅の広葉樹。そして抜けるような青空。
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このあたりが一ノ瀬高原を走る林道の、標高が一番高いところ。紅葉とは違いますが、山の斜面に整然と並んだ針葉樹の葉が、綺麗な黄緑色に変ってます。この色も、空の青によくあいます。
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そして、林道の途中にあった展望台。あの山波は、埼玉・東京・山梨の県境。首都圏とは思えない、深い深い山です。あと2週間ほどすると、さらに鮮やかな色どりになるでしょう。こうして、あの山を見ながら深呼吸すると、このあたりの大気を独り占めした気分です。
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緑、黄緑、黄、橙、赤 たくさんの色が林道に覆いかぶさってます。それに、ちょっと弱い日差しと青い空。秋の日の清々しさを感じます。
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こうして一ノ瀬高原の走りは終わり、国道へ戻りました。この間、15kmぐらい。車を停めて、一眼レフを構えるカメラマンを何人か見かけました。 天気が良かったこともありますが、本当に色鮮やかな一ノ瀬高原でした。
22:16 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

甲州への入り口、柳沢峠の秋

大菩薩ラインの頂上は、柳沢峠です。奥多摩側から登ってくると、急な坂やタイトなコーナーはあまりなく、あっさり頂上に到着。そして富士山が望めます。

ここにはドライブインがあり、その駐車場にバイクを停め、そこから奥多摩方面を振り返ったところ。
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ここには、僕のように峠道を楽しみにやってきたライダーがたくさんいます。展望台から甲府盆地を見下ろすと、秋の山景色です。
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ドライブインの裏手にも駐車場があり、そこには真赤なモモジが2本。日差しの加減もありますが、今日見た中では一番鮮やかな色です。
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そして、甲府盆地へ向かって降りていきます。くだりの道も十分ワインディングを楽しめる道で、高速コーナーの連続。山をおりてくると、甲府盆地が見えてきました。その先の南アルプスまで良く見渡せます。
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関東地方から甲州へやってくるには、必ずどこかの峠をを通らなければいけません。雁坂・笹子・御坂など。その中で、柳沢峠を越えて甲州入りする大菩薩ラインは、一番走りを楽しめるルートだと思います。
17:24 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑

甲府盆地を縦断、塩山から豊富へ

R411大菩薩ラインから山を下って甲府盆地に入りました。塩山からまっすぐ南へ、葡萄畑の続く丘を走ります。暫くいくとR20甲州街道。ながい信号待ちが終わったら松本方面に右折します。真正面に見える山々は既に冠雪のあった南アルプス。
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甲州街道の途中を左折して笛吹川沿いを走ります。超快晴のこの日、橋の上から周りを見渡すと、本当に甲府盆地は山に囲まれた土地だということが分かります。

笛吹川の上流方向は、さっき走ってきた秩父の山々。
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そして下流方向は南アルプスと身延の山々。
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甲府盆地は日本の中で、年間を通して日照時間のながい地域だと、聞いたことがあります。僕がツーリングで来るときも、だいたい青空が広がってます。(というか晴れの日にしか走りませんが)

ちょうどお昼になりました。笛吹川のほとり「道の駅とよとみ」のそばで、これからラーメンと温泉にします。
18:38 | '08.11青梅街道 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑