上越国境、越後側

土樽駅から坂を下って川を渡ると上越線の上りと下り別々のガードをくぐり、すぐのところに新清水トンネルの入口があります。
IMG_4376.jpg

新清水トンネルは下り専用のトンネルで、群馬県側にある土合駅の地下ホームが有名。湯檜曽駅も新清水トンネルに入ったところにあり、全長はなんと13.5km。1967年の開通だそうです。

そのトンネル出口からみた土樽駅方面。正面には関越道。
IMG_4377.jpg

新清水トンネル出口からちょっと戻ると上越線の上り線のガード。
IMG_4378.jpg

その脇に清水トンネルへの入口があり、ここにも文学碑。
IMG_4379.jpg

読んでみます。
『「国境の長いトンネル」は、当時最長の清水トンネルである。川端康成が、このトンネルを抜け初めて越後湯沢を訪れたのは、上越線の完成から約三年後のことである。有名な冒頭の文章は、川端康成が、昭和九年十二月六日に体験した、越後湯沢の雪景色の情景を描写したものであろう。』

その超有名な「雪国」の書き出しはこれです。

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。』

ガード脇の階段を上っていくと、その歴史のあるトンネルが口を開けてます。1931年開通のトンネルは風格がありますね。
IMG_4380.jpg

1931年ってことは昭和6年。当時日本最長だった全長9.7kmのトンネルが開通する前、東京-新潟間の鉄道は碓氷峠を越える信越本線、または郡山経由の磐越西線しかなく、いずれもかなり遠回り。上越線の開通により東京-新潟間はほぼ直線で結ばれました。

この清水トンネルって、最初から電化されてたそうです。約10kmの煙の逃げ道がないところで蒸気機関車は危険ですよね。


そのトンネルから土樽駅方面に向かう鉄橋を歩いてみました。この保線用通路ですが、下がスケスケでかなり恐怖を感じます。
IMG_4382_201405251127218b1.jpg

上から見ると水綺麗ですね。三国山脈に降った雪が溶けて流れ出した水。この川は魚野川と云って、上越線沿いに越後川口まで流れてそこで信濃川と合流します。
IMG_4383.jpg

線路の向こうの魚野川の上流方向へ目をやると、比較的新しい下り線の橋桁と、もっとずっと新しい関越道。
IMG_4384.jpg

ここまで頑張って走ってきてくれたVitzと清水トンネルとのツーショット。Vitzの後ろにあるガードが新清水トンネルからの下り線。
IMG_4385_20140525112725569.jpg

三国山脈からの瑞々しい流れ。
IMG_4386.jpg

上越国境の土樽付近はホント自然豊かなところだと思います。その自然に加えて日本の近代化を実感できる長大トンネル。それと現代のモータリゼーションの象徴、高速道路。それらが微妙に寄り添い調和してるところが土樽です。

こんどここを訪れるのはいつでしょうか?
関連記事
スポンサーサイト

23:56 | '14.05魚沼 | comments (0) | trackbacks (0) | edit | page top↑
さらに関越道を下る | top | 土樽駅 2014年 5月

Comments

post a comment

管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

この記事のトラックバックURL:
http://tako134.blog71.fc2.com/tb.php/1562-083cc79f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)