ほんとの空

「道の駅 安達」からは国道4号線で東京方面にちょっと戻ります。このあたりの国道4号線って、すごいですね。まるで高速道路のよう。5分ほど走ってICみたいな交差点で国道を離れて安達駅方面へ。

看板に従い走っていくと大きな駐車場に到着。僕たちの他に車が1台も停まってない駐車場。

「智恵子抄」は、高村光太郎の詩集で、奥さんが智恵子さんだった。ぐらいの知識しかなく、たまたま縁あって二本松にやってきて、ここ智恵子の里にやってきました。

ここが智恵子の生家の酒屋さん。
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裏にまわると、記念館があります。入ってみると記念館と生家のなかが見られるようになってますが、僕たち以外にはやはりだれも居ません。新幹線止まってるのが影響してるのかな?

立派なお屋敷ですね、造り酒屋だったそうです。
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家の中も綺麗に整備されてて、明治時代の地方名士の生活を感じさせます。造り酒屋だったので、女中さんまで含めると2~30人ほどで住んでたんじゃないでしょうか。おっきい家ですね。
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つぎに智恵子記念館に入ってみます。
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高村光太郎と智恵子って夫婦かと思ってましたが、ずっと同棲だったんですってね。感受性の高い智恵子は30代から病を患い、53歳で亡くなりました。その後、高村光太郎は「智恵子抄」を発表したそうです。

小さな記念館ですが、けっこう中身濃かった。家内は見入ってましたね、特に智恵子が晩年病室で大量に作ったという紙絵の数々。何か心に訴えるものがあったようです。「帰ったら智恵子抄読んでみよう」と云ってました。6分の紹介ビデオも内容濃かった。ビデオは「レモンをかじった智恵子の目が一瞬正気に戻って、それから亡くなった」みたいなことで終わったのが印象的でした。

帰って調べてみると、その内容は「レモン哀歌」という詩だったようです。

智恵子抄にある「あどけない話」という詩が有名だそうで、その詩に「ほんとの空」という言葉が出てきます。高村光太郎と智恵子の会話で、「東京には空がない。ほんとの空は安達太良山にある」という話を綴った詩。それじゃ、このあとその空を見に行きましょう。

記念館の駐車場から丘を数分上ると「みはらし広場」という場所に到着。
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そこから見た東側の阿武隈川方面の空。
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そして、安達太良山の空。これ、午前中に来ないと逆光で綺麗な空見られませんね。
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この広場に若いお母さんと小さな子供がふたり、居りました。男の子と女の子。人懐っこい子たちで、僕たちについてきて展望台まで登りました。地元二本松の子だと云ってて、しきりにさっき見つけたカタツムリの話をしてました。

子供たちと若いお母さんといっしょに「ほんとの空」広場にやってきました。そこから見上げた空。
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これが、智恵子の云う「ほんとの空」だそうです。

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