一ノ瀬、焼額のスキー場から引き返し、蓮池まで戻ります。このあたりもオリンピックの影響で道路は拡張されトンネルも新しくなって、昔のクネクネ道はなくなってます。
蓮池では左折、国道292号線を横手山方面へ向かいます。森林と湿原の中をいく道、ところどころに温泉の煙が立ち上ってます。熊の湯から先のこの国道、冬には閉鎖され横手山からの初心者コースになります。今は夏、九十九折りのその道を快適に登っていきます。
急坂を登り終えると横手山ドライブイン。信州の山々はここで観納めです。

ドライブインから先は、横手山の南側斜面をいく道です。まわりにスキー場はなくなり荒涼とした風景の中をいきます。

すぐに渋峠へ到着。県境を越えて群馬県に入ります。ここの標高は海抜2,172m。ここからちょっと先に、「日本国道最高地点」の碑がありますが、そこと同じ標高。実際のところどちらが高いんでしょう?

最高地点の碑を過ぎると道は下りになり、白根山を目指して高原を走る道になります。このあたりが、最も爽快な道、風景は日本離れしており、行ったことはありませんが、スイスやカナダの道を走ってるような気分です。

万座から登ってくる道と合流すると、すぐに白根山のレストハウスがあります。ここにバイクを停めて20分ほど歩くと湯釜の素晴らしい景色をみることができます。蔵王のお釜に似てますが、白根の湯釜の方がより湖に近いところまで行け、岩石も白っぽいためエメラルドグリーンの湖水がより美しく感じます。まあ僕の主観ですが。今日は素通りします。
志賀・万座というと、思い出すのが「私をスキーに連れてって」です。志賀高原にスキーにきてた原田知世たちが、スキーウエアのお披露目に間に合わすため、志賀の横手山から万座までの冬季閉鎖となるコースを滑るというストーリー。この映画を観るまで、僕も両スキー場は全く離れたところにあると思ってました。いまから20年ほど前、スノボなどのない、スキー全盛の時代でした。
上州側に入るとこのルートは火山地帯をいくため、より荒涼とした景色のなかを行きます。

道のところどころにひび割れを補修するためにアスファルトかなんかが使われ、これがよく滑ります。コーナーでもバイクを倒して走ることができません。先行する自家用車の後ろをゆっくり走ります。

やがて道は樹木に覆われて景色が望めなくなると、草津の温泉街に入っていきます。こうして志賀草津高原ルートは終わり、国道292号線のまわりの風景は上州の田舎の風景となります。
草津から軽井沢までは「日本ロマンチック街道」といわれるルートの一部となります。道はいったん吾妻川の谷までおりて行き、川をわたると再び軽井沢の高原を目指して登りとなります。
北軽井沢・浅間山と高原地帯をいくこの道も、快走できる素晴らしい道でした。